ランサーズは、生成AI・大規模言語モデル(LLM)の関連技術を用いて、新規プロダクト開発やランサーズグループ内の生産性向上や課題解決を行う「Lancers LLM Labs」を開設したことを、7月20日に発表した。
同社は、これまでもLLMの関連技術を活用して、新たなアプリの開発や社内でのOpenAI botの活用・検証などに積極的に取り組んできたが、今後ますます生成AI・LLMが発展し、さまざまな分野でのイノベーションが期待される中で、ランサーズグループにおいても専門性の高い技術を理解し先端を走るチームが必要との考えから、今回のLancers LLM Labsの立ち上げに至っている。
ランサーズグループでは、Lancers LLM Labsを中心に「働く」を変革する新たなプロダクトの研究・開発や、ユーザーに対してよりよい体験を届けるべく、以下のような活動を行っていく。
- ランサーズ関連サービスへのLLM導入および検証
- 生産性向上のための既存事業への業務改善提案
- LLMを活用した新規プロダクトの開発・検討
- 働く×AI、LLMに関する情報発信 など
Lancers LLM Labsの責任者には、ランサーズグループのMENTA創業者である入江慎吾氏が、VP of GenerativeAIとして就任する。入江氏は、生成AI・LLM技術を積極的に活用して、リリースからわずか2週間で友だち登録数1万人を突破するスキルアップLINEアプリ「教えて、MENTAくん」をリリースするなど、専門性を高めてきた。今後も、生成AI・LLMのあらゆる可能性を追及し、ユーザーへの体験向上や新たなプロダクト創出を推進していく。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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